大島渚ちゃん&若松監督に献杯もし。フォークロアな話は、若い方がお話をご用意下さり(あのあとメールでも寄せて下さり、マジいんたびゅーしたいです)、それに触発されまた若い方が話して下さり、・・後でカミさんから聞いたのですが、三島大会でなければ、話してもよかったというお客様がやはりいらした!連鎖の話し、の妙 の可能性をひしひしと感じ、不肖花田、サロンの静かな続行を、改めて決意いたしました。どうか皆様ご意見ご感想、お願いいたします。(^^)/
コメントをお書きください
コタト (日曜日, 22 11月 2015 22:44)
大変面白かったです。何がどう面白かったかを文章で書くのは難しいのですが、また次回がありましたら是非拝聴したいです。 出張ビリケン夜話もやっていただけるなら地元で企画したい!と思いました!!! 帰りに早川雪舟のお墓参りにいきました。参るというほどのことは出来ませんでしたが場所を教えていただきありがとうございます。 ちなみに青木鶴子さんは川上音二郎の妹の娘だそうです。 落ち葉舞い散る深秋の候、体調を崩されませぬようご自愛ください。
あかる (日曜日, 22 11月 2015 23:15)
初めて参加しました☆彡 カウンターど真ん中の特等席で、花田さんの素敵なお声を堪能させていただきました。 前半と後半のお話の中で、いろいろな表現があり、花田さんの創る世界観にひきこまれて、あっという間の時間でした。 特に、後半のお話に出てきた言葉は、今日このタイミングで聴けた事に自分で驚いてしまう程、心に響く言葉でした☆彡 花田さんの声で聞けたことに感謝です♪ 写真にサインも本当にありがとうございます!大事にします☆ また、機会がありましたらぜひぜひ参加させてください。 本当にありがとうございました。
さかなくん (火曜日, 24 11月 2015 21:08)
耳!! びっくりしました~ 楽しかったです!
T.K. (火曜日, 24 11月 2015 23:43)
花田さんの声、朗読、そこから生まれる世界に浸り、堪能致しました。 前半の語りは、お話のくだりにあった通り霧が濃くなっていくように物語の世界に引き込まれました。 「よーそろ」はストーリーの雰囲気に気持ちが引きずられることもあったとの事で、お辛かったと思いますが、 希望もオチもあるお話で良かったです。 あのブログのように、花田さんの語りの音声やホームページ、 そして夜話の開催を希望に日々頑張っている人達もきっと沢山いらっしゃいますよ!! 次回の開催も心待ちにしています。 そしてまた、やりたい!と思った花田さんの夜話を見聞きしたいです。
ヤマギ氏 (水曜日, 25 11月 2015 00:42)
長文乱文になってしまい先にお詫びさせて下さい。 二日目夜に初めてながらカウンターど真ん中に座った3人のうちの一人です。時間があっという間に過ぎていて、それだけその世界に引き込まれていたのだと思います。ありがとうございました。 前半のお話は絆的な温かみを感じるお話、本質は似ているけれど、対称的なお話の構成がまた印象深く思いました。 後半のお話は予習もせずに来たのですが思うことが沢山頭のなかに出てきてしまって、 頭の中でその映像を見ていたような。何か同調っていうと大げさかもしれませんが、しばらくそこから戻ってこれなかったような。 変なリアクションかもしれませんが…… 今の世を思うと、悲しいかなお話のセレクトがまさにというタイミングだと感じました。 その手のことをちょっとばかり耳にすることもありまして、色々憂いてしまうだけに終わり方で希望がある、そして曲という流れが素敵でした。私自身少し励まされる気分でした。 穴に落ちる、ロンドン行き、時間通り。 私の中ではこの言葉に色々と掻き立てられた気がします。 各々の物語が交錯していく、そのお話の廻り方も日記のシーン、テンポや緊張感を感じるシーン。 演出が合わさったメリハリ、声が直に空間を揺らすような花田さんの生の朗読の迫力を体感出来て、素敵な時間を過ごさせて頂きました。 また、サイン頂けて本当に嬉しかったです。大切にします! 次にまた夜話が開催される機会があったらまた聴きに行けたらいいなと思います。 素敵な朗読会でした。本当にありがとうございました!
フクダ (水曜日, 25 11月 2015 17:44)
ビリケン夜話、初日に参加させて頂きました。 一幕二幕構成で二時間少しのお話でしたが、そんな時間も感じさせないくらい聞き入ってしまったので時間があっという間でした。 一幕目では何とも言えない、縁というか呪いというか繋がりというか…。 それらが複雑に絡んだような不思議なお話でした。 二幕目は照明の切り替えだったりSEだったり、一幕とはまた違った見せ方(聞かせ方?)で引き込まれました。 花田さんの関西弁、というのもなかなか違和感無く楽しく拝聴出来ました。 それにしても、相変わらずの美声です。 重松さんの作品自体も良かったですし、全体を通して素敵な時間になりました! まさかOP、EDに歌があるとは想像もしていませんでしたが(笑) また次回も期待しております、ありがとうございました(^o^)
ポメ (水曜日, 25 11月 2015 23:08)
ジョキジョキ、ジャキジャキ。木が見え、それを一心不乱に切る女の人が!その様子がありありと伝わってきました。なぜか私まで緊張して食い入るように見ていました。木を切っている場面では、息をするのを忘れていました。 夢が現実に、私達に、私に、何か伝えようとしてきた体験。私にもあります。祖父の御墓参りにしばらく行っていなかった時に、祖父がしょっちゅう夢に出てきたり。祖母の兄弟が亡くなった時、夢に謎のおじさんがでてきて祖母の事を頼んだぞと言われたり。目覚めてすぐ、母から電話で亡くなった事をきき、謎のおじさんの正体がわかりました。他にも、愛犬が天に召された時は、知らせを電話で受ける前に夢でしりました。 私事が長くなってしまいましたが、今回のお話他人事ではないように感じました。 世の中には、よくわからない不思議なことが沢山あるんですね。 旧友の方が夢でお兄さんに耳を切り落とされる場面は、語りがリアルでビビリなわたしには刺激的でした! 後半のお話、、、長くなったので少しだけ!花田先生のムラさん最高!!!元気になりました!!!帰りの駅の通路で広告を見てアドレスを探してしまいました。
はっか (木曜日, 26 11月 2015 15:28)
非常に楽しく拝聴しました。 墓の木を切り刻む話、「ヨーソロ」、どちらも素晴らしかったです。 このふたつに共通したものがあるなと、公演が終わって考えていました。 「ヨーソロ」に出てきた、海の果てには崖があると思っていたけれど、果てに崖はなかった、という箇所。不意に見えない穴ぼこがあるというところ。 不可解な出来事に対して、私たちは脈絡を求めようとします。 客観的に保証された理由があれば、謎の出来事に対して安心するからです。 科学的にあり得る、あり得ないなど、そうパキッと割りきれるようですが、それだけじゃないんだぞ、と言われている気がしました。 海が繋がって、ぐるりと船は一周できる。 地球が丸いように、そういう不可解なものも、私たちの人生の中ではきっと、実は出会っていて、いつのまにか穴ぼこのうえを通りすぎ、たまに落ちたりし、歩き、一周していたりするのではないか。 不可解なものを、一概に向こうに追いやって、あれは向こうの世界のものだ、とやっているのが、実はこちらと繋がっているのではないか、あちらとこちらは確かな隔てがなく繋がっているものなのかもしれない。 そんなことを、このふたつのお話を聞いて思いました。 私も、小さいですが不可解な体験をしたことがあります。それは、今でも何故起こったのか分からないけれど、感覚として信じられるものだと思います。 けれども、人に言ったところで、信じてもらえない。 もし体験を言ったところで、私に同意してくれるのはオカルト的な(言い方が悪くてすみません)興味を持つ方なのか?と思います。 私がそういう話をされてもそうでしょう。 これはある種、現代的な見方のかなと思いました。 不可解なことに対峙することって今の人達には少ないのかもしれない、とひとつ私の中で落ち着きました。 全てがわかりかけている世界。そのわかりかけている世界を証明付けたのが科学だったから、私たちは科学に対して、信用しています。 だから、不可解なことに対して、えもいわれぬ感情に取り乱すことは少ないと思いました。 ですが、人間関係や、見えない誰かとの縁とは、そんな不可解なものに入るのではないか、もともとはそこを始発としてあったものなのではないか、と思いました。 感情や感覚で繋がっているものとは、非常に不可解なものであると。そして興味深いものであると。 だから、木を切り刻む話は興味深く、楽しかったです。 不思議なものに触れて、どこか、解放されるような気持ちでした。 原始的な気持ちになれ、帰ってきたような、それこそ先祖のお墓参りに行ったような、祈るような気持ちが出てきました。 現代人なので、凄まじいオチを求める気持ちはありましたが、笑 筋的にはフェードアウトするような終わり方で、 読み終わったとき、現実に返されたというわけではなく、現実の一部を見た感覚になりました。 また、オチなんて、人生につけるものではないとも思いました。 だから、「ヨーソロ」で男の子が助かってよかったです。 男の子にとっては駅員の彼が不可解なものに写ったでしょうが、その不可解なものに救われて、本当によかった。 もともとは、いじめられ、人の感情や感覚の不可解さによって穴ぼこに落ちたというのに、不可解なものを持つ者によって改めて救われる。 不可解なものも、使い道によって、大きく変わるのだなと。 このストーリーは、そう考えると改めていいなと思いました。 海の果てには崖があると考えられているなか、旅に出た冒険者の気持ちを考えたことがあるか? 「ヨーソロ」のこの問いかけは、すごく私の胸の中で響き渡りました。 不可解なものに触れる、自分から未知の世界へ行こうとする意志、そういうものが、私にはなかったなと、帰りの電車で思いました。 不思議なものに触り、心が不思議と浄化される感覚でした。 やっぱり、こういう機会とはいいですね。 なんだかつらつらと長くなってしまいましたが…。 一言でいうと、浄化され、感動しました!!!! また、朗読会があったら行きたいと思います! 28日の土曜の演目も楽しみです。
慶子 (木曜日, 26 11月 2015 16:16)
見たことないものや知らないものに対して、引いてしまうと怪談話でだけど、惹かれると冒険話になるんだろうなあ、などと思いながら聴いていました。 あと不思議といえば、夜話中ずっと手にしている本です。あの本は実は何も書かれてなくて、花田さんが思いつきで喋っているのではないかと時折感じます。それだけ鮮度があるのですね、きっと。 これからもムラさんのような花田さんでありますことを願っております。
杏 (金曜日, 27 11月 2015 03:41)
ビリケン夜話2015(21日・土曜18時公演)に 初めて参加させていただきました。 怪談話風かと少し怖い感じがしていたのですか、 とても幻想的な空間に酔いしれた時をすごさせていただきありがとうございました。 『墓の木を切刻む夢』は、本当に花田さんの熱い思いで創り上げた作品なのだと感じました。 お話し自体に息が吹きこまれる様にイキイキと艶めいて色づいてそのふしぎな世界に引き込まれました。 『よーそろ』は、単にこの時勢に合わせてではなく、この小説に共感されていらしゃるのだなぁと思いました。 たくさんの登場人物を演じ分けるお声をはじめて拝聴でき興味深かったです。 小説を読まずに・・・その通りに読まずに参加してよかったです。 十二分にたのしめました。 公演は2時間を過ぎたかと思いますが、 短く感じもっと聴いていたかったです。 いままでお声しか存じ上げませんでしたので、 演技者の花田さんのお姿を拝見出来たのもうれしかったです。 今公演5回中、1回しか参加できなかったのが残念でした。 次回は、全部参加したいです。 28日は聞くだけで申し訳ございませんが、予習して参加させていただきます。 よろしくお願いたします。 ご準備でお忙しいとは思いますが、お体気を付けてください。
木を切り刻む…じゃなくてスライスしたら( ゜▽゜)☆ (金曜日, 27 11月 2015 06:04)
誰だか何となくわかるように…ということでウーンと唸った挙句のこんなハンドルネームでの書き込み、失礼します(笑) 3日間の『ビリケン夜話2015』公演、お疲れさまでした! 2日目夜公演と3日目昼公演を拝聴させていただきました。 昨年の『ビリケン夜話~あの歌がきこえる~』に参加してから一年ぶりに訪れたビリケンカフェ。 落ち着いた店内の雰囲気と、これから始まる朗読にドキドキワクワク心が躍る様は変わらずで期待が高まります。 シロタマユ(仮名)さんの『墓の木を切り刻む夢』ですが、ご本人がこの話を花田さんに話すところを隣で聴いていたので、とても楽しみにしていました。 この夢を見たのが娘であるお母様ではなく、何故孫の彼女だったのか…? 本当に不思議で不可解な…でも、聴いているうちに何か人の縁というものに思いを馳せる夢の話。 ジョキジョキジョキ…ジャキジャキジャキ… 緊迫感のある花田さんの語りにクグッと惹きこまれます。あの夢の話が、花田さんという語り部を通して現代の民話になったのを実感しました。 サトウリョウイチ(仮名)さんにまつわる話。 兄に耳を削ぎ落とされてしまう夢、緊張感溢れる語りがSEと相まって体中がゾワッとするような感覚。まるで自分がその夢を見たかのよう。これを擬似体験というのでしょうか…! 両親の養子である男性との結婚式から逃げたとはいうものの、彼女はそれで本当に報いを受けたのかどうか…? 逃げられた形となった男性は不幸な人生だったのか…? それらは定かではなく、知りうる情報からの推測でしかなく。 ましてや、きちんと筋道の通った展開とオチのある「お話」でもないわけで。こちらも不可解ながら、どこか尾を引くような…。 そして休憩を挟んで、重松清さんの『よーそろ』 花田さんが仰っていた通り、前回朗読されていた重松清作品『オクラホマ・ミキサー』『スターティング・オーヴァー』がテンポよく聴いていて心地良い文章でしたので、こちらも大変楽しみにしていました。 電車で私立小に通う太郎視点・ホームページ「ムラさんの世界放浪日記」・富士見追分駅に勤務する原島駅員視点が織りなすお話。 自分が大層なことはできると思えなくても、人はそれぞれ何か役目を果たしていて。それは自分の目の前の事であっても、自分の知らない場所でさえも。そうやってどこかで人と人とが繋がっていて。それは、人生でぽっかり空いた穴から誰かを手助けすることだったり、自分の世界の先を「ここまでか」と嘆く人に希望を与えていたり。 花田さんの素敵なお声と緩急ある語り口で、朗読なのにまるで映画を観ていると錯覚するかのように引き込まれます。 それは原島駅員が掲示板のポスターに走り書きする場面だったり、指導駅員だった先輩のホームでの痛ましい事件だったり、ホームページの“ムラさん”の人となりだったり…。聴いているうちにそれらの光景が、自ずと頭の中に浮かんでくるのです。 穴を跨ぎ越したとはいえ、その先はどうなるかなんてわからないし知りようもない…。それでも聴く者の心が(雨上がりの空のように)晴れるような物語のラスト。まさに「よーそろ」を感じさせる楽曲。 そして、何とそこにエンディングテーマ曲が用意されているとは…!! 正直に申しますと某ビール会社のCMソングが一瞬脳裏に浮かんだのですが(笑)、花田さんが歌われる姿を見て聴いて、また一段と素敵な締めだなと思いました。確かに、原作未読のまま朗読会に臨んでよかったです。 あと、私は関西人ではありませんが、ムラさんの関西弁よかったです…! 花田さんの素晴らしい演技に加えて、方言指導?の方のおかげですね…!(…と西の某さんに向けて☆)「よーそろ」の太郎もゆかりも、こんな風にムラさんの話を聞いて(読んで)元気になったんだろうなぁと思っています。 あの空間で花田さんの迫力ある朗読(演出もですね!)を堪能できたこと、本当に嬉しく思っています。 3日目は初・カウンター前の席でさらにドキドキ!(別の意味でもドキッとしましたが・笑) 素敵なビリケン夜話をありがとうございました!! 終演後も、面白い話があるからと夜話Part2(!?)をしてくださったり(一同、大変楽しませていただきました)快くサインをしてくださったりと、お気遣いいただき感謝です! また友達と一緒に参加できたらいいなと思っています。 朝夕一際冷え込むようになりました。お忙しいと思いますがどうぞご自愛ください。 音効さんでビリケンカフェオーナーな奥様にも、どうぞよろしくお伝え下さいませ。(今回はお食事も堪能できて満足でした☆) 続く『サロン・ド・ビリケン・2015』も素敵な夕べとなりますように。
クールぶりたい人 (土曜日, 28 11月 2015 21:27)
21日・昼の部に伺いました。 休憩を除いても2時間超の長丁場、本当にお疲れ様でした。当日は都合により、ゆっくり挨拶する時間もなくすみませんでした。 今回は、前半の「現代の民話」と後半の朗読、どちらも多かれ少なかれ「死」の匂いの濃く漂うものだったな、というのが第一の感想でした。時にはあちら側から、時にはこちら側から願う、あちらとこちらの境目をいっとき超える交流、そして、些細なきっかけで何となくその境を踏み越えてしまう人たちと、それを分かってこちらに留める人たち……全て根底では一つのテーマ「死」に繋がっていたように思いました。 日頃、我々の社会は、死を永遠に訪れないもののように隔絶し、恐ろしいの一言で排除し、忘れ去るように出来ていて、それは単に「忌む」の範囲を超えている・過度に遠ざけている、という印象が、常々私の頭にあります。しかし、それは決して遠いものではなく、それこそ何かの拍子に容易く踏み込んでしまえるような、すぐ身近に佇んでいるものだと私は思っています。だからこそ、あちらとこちらの境は時折曖昧にもなるし、良い意味でも悪い意味でもそれに気付く必要がある時もあるのだろう、それは、この科学の時代には怖いだのオカルトだのの断定的な一言に片付けられがちではあるが、そう信じて見る人の目には確かに意味のあるものに映るのだろう……と、花田さんの深い美しい声で語られる全編を通して、何となく思いました。(余談ですが、花田さんの語りは基本的に淡々としている分、押し付けがましさがなく、聴いていてこちらに思考する余地を与えるものだと最近特に感じております。) 終始、店内=会場には、「死」の、厳然として無機的な存在感が静かに満ちていたように思いました。作中の人物たちはその上に生きていました。しかし、本当はそれが我々の実際のところなのだろうと思います。 芝居・演出に観客の緊張感が加わって生み出す、小劇場特有のあの濃い空気を、久々に味わいました。 コメントが遅れて申し訳ありません。都合により28日は伺うことが出来ませんが、次回の公演と、そして勿論、放送のお仕事のほうも楽しみにしております。
黄金の信長さま (月曜日, 30 11月 2015 01:00)
ビリケン夜話2015お疲れ様でした! 2日目夜公演にて拝聴させていただきました。 ジョキジョキジョキ、シャキシャキシャキと狂喜を思わせるような朗読の開始に、引き込まれて行きました。 お墓というのは不思議はものですね。 あの深海石9寸角の世界に、色々な人々の思いが込められている。 私にとって墓地というのは怖い所ではなく職場の一つでしたので、 月が見える綺麗な夜空の時には、良く「上を向いて歩こう」やら、「月がとっても青いから」などを鼻歌で歌いながら揺れる柳の木を横目に帰ったものでした。 閑話休題。 どのお話も死の色が濃く表現されているお話でした。 死してもなお何かを告げたい者、死する者の生きざまに吸い寄せられた者、そして死をおびき寄せてしまった者とそれをはねよけようとする者。 全編通して暗いだけのお話ではなく、思わず笑ってしまうようなひょうきんな部分や、涙ぐんでしまう部分、ほっと息を吐いてしまう部分など、色々な情景が、花田さんの声によって紡がれていくのには、流石! の一言です。 淡々とした中にもはっとさせられるような強い声、不気味な程の細々とした声、陽気な関西弁(笑)どれも堪能させて頂きました。 つらつらと感想とも言えない文章を打ち込んできましたが、最後に一言。 花田さんの良いお声を長時間聞けて至福でした、と。 また機会があれば参加させて頂きたいと思います。 急に寒さが戻ってまいりましたが、お風邪等召されぬようお体ご自愛ください。 色々な場面でのご活躍も、楽しみにさせて頂きます。
ちみ (水曜日, 02 12月 2015)
ビリケン夜話拝聴しました! 夢の中にいるようで、でもすごく濃い生々しい不思議なお話でした。 シリアスなお話の中にもくすっと笑ってしまう場面もあり、非常に面白かったです。普段は意識しない「人の縁」を思いました。 素敵な時間をありがとうございました。
受付の事務 (水曜日, 02 12月 2015 19:48)
今回もとても素晴らしい時間を体感させていただきました。 最初の夢のお話。 実話をもとにした語りは、毎回の楽しみです。 後半のお話もとても心打つ語りだったと思うのですが、 今回は、改めてビリケンカフェの心地よさを再認識しました。 花田さんの語りが進めば進むほど、 自分が今ここにいていないような・・・そんな感じにさせるのは、 花田さんの語りと、この場がすごく相性がいいからでは・・・と思います。 お酒を飲みながら、現実と語りの世界を行ったり来たりする。 このなんとも言えない感覚はとても心地よく、夢のような時間です。 次回の語りも楽しみにしています!
まい (木曜日, 03 12月 2015 04:01)
今回もまた不思議な世界へ連れて行ってもらいました!! まず始まり方が、真っ暗闇の中開演し、電球がひとつ、またひとつと灯って行く演出は、物語の中に引きずり込まれていく気分でした! 前半の木を切り刻む、耳を切られる話は、特に、無音の夢の描写、映画の中で上がるピンク色の飛沫が印象が強く、なぜか妙にリアルに頭の中で再生され、いつか自分も夢で見そうで少し背筋がぞくぞくしました。 ダークなお話とはきいていましたが、ただのホラーなお話としてではなく、実際に起こったことだと思って聞いていると、一段と味わい深いお話でした。 後半のヨーソロは、前半のお話とはまた違い、とてもカラフルに頭の中で再生されました! 夏の青い空白い雲、海、駅の広告、電車、通過する時の風や飼育小屋の匂いなど、昔の記憶を引っ張ってきたようなどこか懐かしいような気持ちになりました。終わり方も、いじめを殴り合いで解決したり、奇跡がおこって劇的に終わるのではなく、これからもそれぞれの日常は続いて行くのだなという終わり方のように感じられてとても好みでした!(* >ω<) 今回も素敵な時間をありがとうございました! 次回の公演も楽しみにしてます!!(*´∪`)
たぶん最年少だった19の小娘。明日香です。 (木曜日, 03 12月 2015 20:45)
サロンの方に参加しました。 初めて参加し、本当に勝手がつかめず…。 花田さんの朗読に圧倒された直後、 話を振られた時はほんとうに緊張しました。 私自身、最初の『父方の祖母を見たことがありません』という一言を言ったところまでは覚えているのですが、そこから先は何を言ったか全く覚えていません。 それくらいに、緊張していました。 それでも、話をしきったあとにあんなに拙い構成なのに、拍手まで頂いて、嬉しかったです。最後に写真まで一緒に撮ってくださって、ありがとうございます。これは宝物です!! また、次回の機会がありましたら、ぜひ予定を合わせて参加したいです。 今度は行けなかった夜話の方にも行けたらなと思っております。 三島由紀夫大会(と呼んでいいのでしょうか?)も楽しかったです。 あまり読まないジャンルですが、 機会を見つけて三島由紀夫の作品も、あのDVDも見たいと思います。 ほんとうに素敵な夜をありがとうございました。
代田 麻友 (木曜日, 03 12月 2015 21:49)
花田さん、『ビリケン夜話2015』公演、本当にお疲れさまでした! 仕事の多忙&風邪っぴきの体調不良でコメントが遅くなってしまい申し訳ございません; 今回はいろんな形で花田さんに協力することができて自分もいい経験になりましたし、とっても楽しかったです。 昨年、初めてのサロン・ド・ビリケンの後にお話した私の体験談が、時を経て、このような形で花田さんの声になって聴くことができたというのが未だに信じられません。 なんだか自分の身に起こった話なのに、違う誰かの話を聴いてるような気持ちになったのは花田さんの声と言葉の力でしょうか…。 2日目夜、3日目昼と参加させていただきましたが、最初は恥ずかしすぎて「墓の気を切り刻む話」の時の花田さんのお顔を見ることができなかったことをお許しください/// もう顔から火が出るかと思いました(笑)いや、出ていたかも…(笑) 印象的だったのはやはりハサミの音の朗読。 木を切りつつもハサミなのか切られた木なのかわかりませんが何かを語り伝えようとしているように感じました。 花田さんの心地よい声が自分のこと、祖母のことを話してくれて更にご自分なりの解釈をもって伝えてくださる…本当に不思議な空間でした。 帰宅して考えたのですが、祖母の木を切り刻む話は、ビリケンカフェまで繋がっていたのかもしれませんね! ビリケンカフェが終着点なのかはわかりませんが。 これも何かの縁だと思いたいです。 そして、佐藤さんのお話。 花田さんのプロ魂を拝見できました(笑) 人の渦巻く感情をこれでもかってくらい声と動きで表現されてて、場面場面での温度が全く違うものに感じられました。 花田さんの「役作り」というのでしょうか…穏やかだったり激しかったり…花田さんがひとりの人物を花田さんなりに解釈してつくりあげているんだなと感じました。 「よーそろ」 あんな大阪弁ですいません; でも、花田さんのムラさんの朗読の中に自惚れですが自分のしゃべり方を感じるところがあって、にやにやしてしまいました(すいません;) 大阪の豪快なおっちゃんの感じが出ていてすごく良かったと思います。 あと、照明の青!すごくきれいでした!とても印象的な青だったので今も良く覚えています。 そして、今回は2曲も花田さんの歌声を聞けてとても幸せでした! 次回も楽しみにしております! そして、これからも花田さんのご活躍を応援&追いかけていきます。寒さも増してきましたので、どうぞ、お体ご自愛くださいませ。 あと、奥様の焼きそば美味しかったので次も注文したいです(笑)
新入りのもふもふビリケン (月曜日, 07 12月 2015 06:33)
ビリケン夜話2015とサロン・ド・ビリケン2015に参加しました ジョキジョキと木を切る光景が浮かびどんどん引き込まれていきました 夢の話と分かっていてもどこか緊張しながら聞いていました ムラさんの放浪日記は実際に存在するなら見てみたい気分になりました ラストの歌ではビールと松崎しげるさんが頭の中に浮かんでしまい、しばらく頭の中から離れることができませんでした(笑) ドキッとしたりほっとしたり、あっという間の時間でした 初めてサロン・ド・ビリケンにも参加しました 恥ずかしながら三島由紀夫さんは「作家さんで既に亡くなっている人」ぐらいしかイメージがなく若松監督については全く知りませんでした 今回、貴重な資料やお話を聞くことができとても濃い時間だったと思います どちらも花田さんの素敵な声を堪能させていただき、とても楽しかったです 次回も楽しみにしてます
矢切の渡し (月曜日, 07 12月 2015 21:13)
遅くなりました。 サロンドビリケン 三島由紀夫について熱くあつーく語られた滝澤さん。単独で、お歴々とのからみも混ぜ(ぜひ花田様にも参入して頂き)やって頂きたかった。 サロンのお話とは次元が違う感が・ ビリケン夜話 宜候 ようそろ 了解したと言う事か、まっすぐに進めと言っているのか、 あるいは問題ないと言っているのか 現実はそれ程甘いものではないと 大人になってしまった人間は知っている これからあの子にはどのような展開が待っているのか それを聴くものに委ねて話は終わる 余韻のある語りで秀逸 墓の木を切り刻む話等、音の果たす効果絶大で、おどろおどろしい雰囲気が良く出ている。後は、色のイメージが広がってくる。海辺のピンク・墓場のモノトーン・深夜のコインロッカー 駅の待合室のボウとした灯りが見えるようだ。 墓の木の話から数々のエピソードが繋がっていくお手並みがお見事でした。
元受講生SS (火曜日, 15 12月 2015 12:33)
遅ればせながらビリケン夜話の公演お疲れ様でした。全公演が終わって少し落ち着いた時に連絡でもと思っていたら、そうこうしている内に随分時間が経ってしまい申し訳ありませんでした。 最近は朗読や音声ドラマなどはCDをレンタルや購入すれば聞ける時代ですが、今回の会場へ足を運び生で公演を聴くことの面白さを改めて体験出来たと感じました。音声だけでなく実際に語り手の花田さんが目の前で動き、照明のあんばいや、ホラー話でのロウソクの演出。物語により色を付けてくれるその要素は音声だけでは伝わらない良さだと僕は思っています。 また最初の怪談後にあった劇団養成時代の話を聞いて、以前花田さんが僕の講師を勤めていた頃に仰っていた「芸能を目指す者のほとんどは不幸になる」という言葉を思い出していました。当時と多少言い回しに違いがあるかも知れませんが、不幸になるというワードはかなり印象深かったことを覚えています。自分が今進んでいる道は果たしてどこに向かっているのか、このまま芸の道を夢見ることは自分にとっていい事なのか?この様なことを考えると、同時にあの時の言葉が脳裏をよぎります。 最後のよーそろでは話の中に「自分の世界がここまでと思うとるのは、本当は新しい世界のここからなんやで(若干言葉違ってると思います^^;)」というのが現状の活動に自問自答を繰り返してる自分にも問い掛けてきている様でした。 感想というには大分おぼつか無い文章になってしまいました。機会があれば文章ではなく、実際にお会いしてお話でも出来れば嬉しいです。次回の公演があればまたお声をお掛け下さい。 それでは最後に改めまして講演会お疲れ様でした。そして素敵な時間をありがとうございました。 元受講生、イニシャルSSより。
ろあ (水曜日, 30 12月 2015 12:16)
すごくよかったです。雰囲気といい内容といい、久しぶりに芝居がやりたくなりました。自分は友人に連れられていった形でしたが、拝見できてよかったです。深みと艶のあるお声でゆったりと語りかけられると、自然とすっと引き込まれるのです。不思議でした。とてもとても楽しかったです。開催して頂きありがとうございました。誘ってくれた友人にも礼をしました。
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コタト (日曜日, 22 11月 2015 22:44)
大変面白かったです。何がどう面白かったかを文章で書くのは難しいのですが、また次回がありましたら是非拝聴したいです。
出張ビリケン夜話もやっていただけるなら地元で企画したい!と思いました!!!
帰りに早川雪舟のお墓参りにいきました。参るというほどのことは出来ませんでしたが場所を教えていただきありがとうございます。
ちなみに青木鶴子さんは川上音二郎の妹の娘だそうです。
落ち葉舞い散る深秋の候、体調を崩されませぬようご自愛ください。
あかる (日曜日, 22 11月 2015 23:15)
初めて参加しました☆彡
カウンターど真ん中の特等席で、花田さんの素敵なお声を堪能させていただきました。
前半と後半のお話の中で、いろいろな表現があり、花田さんの創る世界観にひきこまれて、あっという間の時間でした。
特に、後半のお話に出てきた言葉は、今日このタイミングで聴けた事に自分で驚いてしまう程、心に響く言葉でした☆彡
花田さんの声で聞けたことに感謝です♪
写真にサインも本当にありがとうございます!大事にします☆
また、機会がありましたらぜひぜひ参加させてください。
本当にありがとうございました。
さかなくん (火曜日, 24 11月 2015 21:08)
耳!! びっくりしました~
楽しかったです!
T.K. (火曜日, 24 11月 2015 23:43)
花田さんの声、朗読、そこから生まれる世界に浸り、堪能致しました。
前半の語りは、お話のくだりにあった通り霧が濃くなっていくように物語の世界に引き込まれました。
「よーそろ」はストーリーの雰囲気に気持ちが引きずられることもあったとの事で、お辛かったと思いますが、
希望もオチもあるお話で良かったです。
あのブログのように、花田さんの語りの音声やホームページ、
そして夜話の開催を希望に日々頑張っている人達もきっと沢山いらっしゃいますよ!!
次回の開催も心待ちにしています。
そしてまた、やりたい!と思った花田さんの夜話を見聞きしたいです。
ヤマギ氏 (水曜日, 25 11月 2015 00:42)
長文乱文になってしまい先にお詫びさせて下さい。
二日目夜に初めてながらカウンターど真ん中に座った3人のうちの一人です。時間があっという間に過ぎていて、それだけその世界に引き込まれていたのだと思います。ありがとうございました。
前半のお話は絆的な温かみを感じるお話、本質は似ているけれど、対称的なお話の構成がまた印象深く思いました。
後半のお話は予習もせずに来たのですが思うことが沢山頭のなかに出てきてしまって、
頭の中でその映像を見ていたような。何か同調っていうと大げさかもしれませんが、しばらくそこから戻ってこれなかったような。
変なリアクションかもしれませんが……
今の世を思うと、悲しいかなお話のセレクトがまさにというタイミングだと感じました。
その手のことをちょっとばかり耳にすることもありまして、色々憂いてしまうだけに終わり方で希望がある、そして曲という流れが素敵でした。私自身少し励まされる気分でした。
穴に落ちる、ロンドン行き、時間通り。
私の中ではこの言葉に色々と掻き立てられた気がします。
各々の物語が交錯していく、そのお話の廻り方も日記のシーン、テンポや緊張感を感じるシーン。
演出が合わさったメリハリ、声が直に空間を揺らすような花田さんの生の朗読の迫力を体感出来て、素敵な時間を過ごさせて頂きました。
また、サイン頂けて本当に嬉しかったです。大切にします!
次にまた夜話が開催される機会があったらまた聴きに行けたらいいなと思います。
素敵な朗読会でした。本当にありがとうございました!
フクダ (水曜日, 25 11月 2015 17:44)
ビリケン夜話、初日に参加させて頂きました。
一幕二幕構成で二時間少しのお話でしたが、そんな時間も感じさせないくらい聞き入ってしまったので時間があっという間でした。
一幕目では何とも言えない、縁というか呪いというか繋がりというか…。
それらが複雑に絡んだような不思議なお話でした。
二幕目は照明の切り替えだったりSEだったり、一幕とはまた違った見せ方(聞かせ方?)で引き込まれました。
花田さんの関西弁、というのもなかなか違和感無く楽しく拝聴出来ました。
それにしても、相変わらずの美声です。
重松さんの作品自体も良かったですし、全体を通して素敵な時間になりました!
まさかOP、EDに歌があるとは想像もしていませんでしたが(笑)
また次回も期待しております、ありがとうございました(^o^)
ポメ (水曜日, 25 11月 2015 23:08)
ジョキジョキ、ジャキジャキ。木が見え、それを一心不乱に切る女の人が!その様子がありありと伝わってきました。なぜか私まで緊張して食い入るように見ていました。木を切っている場面では、息をするのを忘れていました。
夢が現実に、私達に、私に、何か伝えようとしてきた体験。私にもあります。祖父の御墓参りにしばらく行っていなかった時に、祖父がしょっちゅう夢に出てきたり。祖母の兄弟が亡くなった時、夢に謎のおじさんがでてきて祖母の事を頼んだぞと言われたり。目覚めてすぐ、母から電話で亡くなった事をきき、謎のおじさんの正体がわかりました。他にも、愛犬が天に召された時は、知らせを電話で受ける前に夢でしりました。
私事が長くなってしまいましたが、今回のお話他人事ではないように感じました。
世の中には、よくわからない不思議なことが沢山あるんですね。
旧友の方が夢でお兄さんに耳を切り落とされる場面は、語りがリアルでビビリなわたしには刺激的でした!
後半のお話、、、長くなったので少しだけ!花田先生のムラさん最高!!!元気になりました!!!帰りの駅の通路で広告を見てアドレスを探してしまいました。
はっか (木曜日, 26 11月 2015 15:28)
非常に楽しく拝聴しました。
墓の木を切り刻む話、「ヨーソロ」、どちらも素晴らしかったです。
このふたつに共通したものがあるなと、公演が終わって考えていました。
「ヨーソロ」に出てきた、海の果てには崖があると思っていたけれど、果てに崖はなかった、という箇所。不意に見えない穴ぼこがあるというところ。
不可解な出来事に対して、私たちは脈絡を求めようとします。
客観的に保証された理由があれば、謎の出来事に対して安心するからです。
科学的にあり得る、あり得ないなど、そうパキッと割りきれるようですが、それだけじゃないんだぞ、と言われている気がしました。
海が繋がって、ぐるりと船は一周できる。
地球が丸いように、そういう不可解なものも、私たちの人生の中ではきっと、実は出会っていて、いつのまにか穴ぼこのうえを通りすぎ、たまに落ちたりし、歩き、一周していたりするのではないか。
不可解なものを、一概に向こうに追いやって、あれは向こうの世界のものだ、とやっているのが、実はこちらと繋がっているのではないか、あちらとこちらは確かな隔てがなく繋がっているものなのかもしれない。
そんなことを、このふたつのお話を聞いて思いました。
私も、小さいですが不可解な体験をしたことがあります。それは、今でも何故起こったのか分からないけれど、感覚として信じられるものだと思います。
けれども、人に言ったところで、信じてもらえない。
もし体験を言ったところで、私に同意してくれるのはオカルト的な(言い方が悪くてすみません)興味を持つ方なのか?と思います。
私がそういう話をされてもそうでしょう。
これはある種、現代的な見方のかなと思いました。
不可解なことに対峙することって今の人達には少ないのかもしれない、とひとつ私の中で落ち着きました。
全てがわかりかけている世界。そのわかりかけている世界を証明付けたのが科学だったから、私たちは科学に対して、信用しています。
だから、不可解なことに対して、えもいわれぬ感情に取り乱すことは少ないと思いました。
ですが、人間関係や、見えない誰かとの縁とは、そんな不可解なものに入るのではないか、もともとはそこを始発としてあったものなのではないか、と思いました。
感情や感覚で繋がっているものとは、非常に不可解なものであると。そして興味深いものであると。
だから、木を切り刻む話は興味深く、楽しかったです。
不思議なものに触れて、どこか、解放されるような気持ちでした。
原始的な気持ちになれ、帰ってきたような、それこそ先祖のお墓参りに行ったような、祈るような気持ちが出てきました。
現代人なので、凄まじいオチを求める気持ちはありましたが、笑
筋的にはフェードアウトするような終わり方で、
読み終わったとき、現実に返されたというわけではなく、現実の一部を見た感覚になりました。
また、オチなんて、人生につけるものではないとも思いました。
だから、「ヨーソロ」で男の子が助かってよかったです。
男の子にとっては駅員の彼が不可解なものに写ったでしょうが、その不可解なものに救われて、本当によかった。
もともとは、いじめられ、人の感情や感覚の不可解さによって穴ぼこに落ちたというのに、不可解なものを持つ者によって改めて救われる。
不可解なものも、使い道によって、大きく変わるのだなと。
このストーリーは、そう考えると改めていいなと思いました。
海の果てには崖があると考えられているなか、旅に出た冒険者の気持ちを考えたことがあるか?
「ヨーソロ」のこの問いかけは、すごく私の胸の中で響き渡りました。
不可解なものに触れる、自分から未知の世界へ行こうとする意志、そういうものが、私にはなかったなと、帰りの電車で思いました。
不思議なものに触り、心が不思議と浄化される感覚でした。
やっぱり、こういう機会とはいいですね。
なんだかつらつらと長くなってしまいましたが…。
一言でいうと、浄化され、感動しました!!!!
また、朗読会があったら行きたいと思います!
28日の土曜の演目も楽しみです。
慶子 (木曜日, 26 11月 2015 16:16)
見たことないものや知らないものに対して、引いてしまうと怪談話でだけど、惹かれると冒険話になるんだろうなあ、などと思いながら聴いていました。
あと不思議といえば、夜話中ずっと手にしている本です。あの本は実は何も書かれてなくて、花田さんが思いつきで喋っているのではないかと時折感じます。それだけ鮮度があるのですね、きっと。
これからもムラさんのような花田さんでありますことを願っております。
杏 (金曜日, 27 11月 2015 03:41)
ビリケン夜話2015(21日・土曜18時公演)に
初めて参加させていただきました。
怪談話風かと少し怖い感じがしていたのですか、
とても幻想的な空間に酔いしれた時をすごさせていただきありがとうございました。
『墓の木を切刻む夢』は、本当に花田さんの熱い思いで創り上げた作品なのだと感じました。
お話し自体に息が吹きこまれる様にイキイキと艶めいて色づいてそのふしぎな世界に引き込まれました。
『よーそろ』は、単にこの時勢に合わせてではなく、この小説に共感されていらしゃるのだなぁと思いました。
たくさんの登場人物を演じ分けるお声をはじめて拝聴でき興味深かったです。
小説を読まずに・・・その通りに読まずに参加してよかったです。
十二分にたのしめました。
公演は2時間を過ぎたかと思いますが、
短く感じもっと聴いていたかったです。
いままでお声しか存じ上げませんでしたので、
演技者の花田さんのお姿を拝見出来たのもうれしかったです。
今公演5回中、1回しか参加できなかったのが残念でした。
次回は、全部参加したいです。
28日は聞くだけで申し訳ございませんが、予習して参加させていただきます。
よろしくお願いたします。
ご準備でお忙しいとは思いますが、お体気を付けてください。
木を切り刻む…じゃなくてスライスしたら( ゜▽゜)☆ (金曜日, 27 11月 2015 06:04)
誰だか何となくわかるように…ということでウーンと唸った挙句のこんなハンドルネームでの書き込み、失礼します(笑)
3日間の『ビリケン夜話2015』公演、お疲れさまでした!
2日目夜公演と3日目昼公演を拝聴させていただきました。
昨年の『ビリケン夜話~あの歌がきこえる~』に参加してから一年ぶりに訪れたビリケンカフェ。
落ち着いた店内の雰囲気と、これから始まる朗読にドキドキワクワク心が躍る様は変わらずで期待が高まります。
シロタマユ(仮名)さんの『墓の木を切り刻む夢』ですが、ご本人がこの話を花田さんに話すところを隣で聴いていたので、とても楽しみにしていました。
この夢を見たのが娘であるお母様ではなく、何故孫の彼女だったのか…?
本当に不思議で不可解な…でも、聴いているうちに何か人の縁というものに思いを馳せる夢の話。
ジョキジョキジョキ…ジャキジャキジャキ…
緊迫感のある花田さんの語りにクグッと惹きこまれます。あの夢の話が、花田さんという語り部を通して現代の民話になったのを実感しました。
サトウリョウイチ(仮名)さんにまつわる話。
兄に耳を削ぎ落とされてしまう夢、緊張感溢れる語りがSEと相まって体中がゾワッとするような感覚。まるで自分がその夢を見たかのよう。これを擬似体験というのでしょうか…!
両親の養子である男性との結婚式から逃げたとはいうものの、彼女はそれで本当に報いを受けたのかどうか…?
逃げられた形となった男性は不幸な人生だったのか…?
それらは定かではなく、知りうる情報からの推測でしかなく。
ましてや、きちんと筋道の通った展開とオチのある「お話」でもないわけで。こちらも不可解ながら、どこか尾を引くような…。
そして休憩を挟んで、重松清さんの『よーそろ』
花田さんが仰っていた通り、前回朗読されていた重松清作品『オクラホマ・ミキサー』『スターティング・オーヴァー』がテンポよく聴いていて心地良い文章でしたので、こちらも大変楽しみにしていました。
電車で私立小に通う太郎視点・ホームページ「ムラさんの世界放浪日記」・富士見追分駅に勤務する原島駅員視点が織りなすお話。
自分が大層なことはできると思えなくても、人はそれぞれ何か役目を果たしていて。それは自分の目の前の事であっても、自分の知らない場所でさえも。そうやってどこかで人と人とが繋がっていて。それは、人生でぽっかり空いた穴から誰かを手助けすることだったり、自分の世界の先を「ここまでか」と嘆く人に希望を与えていたり。
花田さんの素敵なお声と緩急ある語り口で、朗読なのにまるで映画を観ていると錯覚するかのように引き込まれます。
それは原島駅員が掲示板のポスターに走り書きする場面だったり、指導駅員だった先輩のホームでの痛ましい事件だったり、ホームページの“ムラさん”の人となりだったり…。聴いているうちにそれらの光景が、自ずと頭の中に浮かんでくるのです。
穴を跨ぎ越したとはいえ、その先はどうなるかなんてわからないし知りようもない…。それでも聴く者の心が(雨上がりの空のように)晴れるような物語のラスト。まさに「よーそろ」を感じさせる楽曲。
そして、何とそこにエンディングテーマ曲が用意されているとは…!! 正直に申しますと某ビール会社のCMソングが一瞬脳裏に浮かんだのですが(笑)、花田さんが歌われる姿を見て聴いて、また一段と素敵な締めだなと思いました。確かに、原作未読のまま朗読会に臨んでよかったです。
あと、私は関西人ではありませんが、ムラさんの関西弁よかったです…! 花田さんの素晴らしい演技に加えて、方言指導?の方のおかげですね…!(…と西の某さんに向けて☆)「よーそろ」の太郎もゆかりも、こんな風にムラさんの話を聞いて(読んで)元気になったんだろうなぁと思っています。
あの空間で花田さんの迫力ある朗読(演出もですね!)を堪能できたこと、本当に嬉しく思っています。
3日目は初・カウンター前の席でさらにドキドキ!(別の意味でもドキッとしましたが・笑)
素敵なビリケン夜話をありがとうございました!!
終演後も、面白い話があるからと夜話Part2(!?)をしてくださったり(一同、大変楽しませていただきました)快くサインをしてくださったりと、お気遣いいただき感謝です! また友達と一緒に参加できたらいいなと思っています。
朝夕一際冷え込むようになりました。お忙しいと思いますがどうぞご自愛ください。
音効さんでビリケンカフェオーナーな奥様にも、どうぞよろしくお伝え下さいませ。(今回はお食事も堪能できて満足でした☆)
続く『サロン・ド・ビリケン・2015』も素敵な夕べとなりますように。
クールぶりたい人 (土曜日, 28 11月 2015 21:27)
21日・昼の部に伺いました。
休憩を除いても2時間超の長丁場、本当にお疲れ様でした。当日は都合により、ゆっくり挨拶する時間もなくすみませんでした。
今回は、前半の「現代の民話」と後半の朗読、どちらも多かれ少なかれ「死」の匂いの濃く漂うものだったな、というのが第一の感想でした。時にはあちら側から、時にはこちら側から願う、あちらとこちらの境目をいっとき超える交流、そして、些細なきっかけで何となくその境を踏み越えてしまう人たちと、それを分かってこちらに留める人たち……全て根底では一つのテーマ「死」に繋がっていたように思いました。
日頃、我々の社会は、死を永遠に訪れないもののように隔絶し、恐ろしいの一言で排除し、忘れ去るように出来ていて、それは単に「忌む」の範囲を超えている・過度に遠ざけている、という印象が、常々私の頭にあります。しかし、それは決して遠いものではなく、それこそ何かの拍子に容易く踏み込んでしまえるような、すぐ身近に佇んでいるものだと私は思っています。だからこそ、あちらとこちらの境は時折曖昧にもなるし、良い意味でも悪い意味でもそれに気付く必要がある時もあるのだろう、それは、この科学の時代には怖いだのオカルトだのの断定的な一言に片付けられがちではあるが、そう信じて見る人の目には確かに意味のあるものに映るのだろう……と、花田さんの深い美しい声で語られる全編を通して、何となく思いました。(余談ですが、花田さんの語りは基本的に淡々としている分、押し付けがましさがなく、聴いていてこちらに思考する余地を与えるものだと最近特に感じております。)
終始、店内=会場には、「死」の、厳然として無機的な存在感が静かに満ちていたように思いました。作中の人物たちはその上に生きていました。しかし、本当はそれが我々の実際のところなのだろうと思います。
芝居・演出に観客の緊張感が加わって生み出す、小劇場特有のあの濃い空気を、久々に味わいました。
コメントが遅れて申し訳ありません。都合により28日は伺うことが出来ませんが、次回の公演と、そして勿論、放送のお仕事のほうも楽しみにしております。
黄金の信長さま (月曜日, 30 11月 2015 01:00)
ビリケン夜話2015お疲れ様でした!
2日目夜公演にて拝聴させていただきました。
ジョキジョキジョキ、シャキシャキシャキと狂喜を思わせるような朗読の開始に、引き込まれて行きました。
お墓というのは不思議はものですね。
あの深海石9寸角の世界に、色々な人々の思いが込められている。
私にとって墓地というのは怖い所ではなく職場の一つでしたので、
月が見える綺麗な夜空の時には、良く「上を向いて歩こう」やら、「月がとっても青いから」などを鼻歌で歌いながら揺れる柳の木を横目に帰ったものでした。
閑話休題。
どのお話も死の色が濃く表現されているお話でした。
死してもなお何かを告げたい者、死する者の生きざまに吸い寄せられた者、そして死をおびき寄せてしまった者とそれをはねよけようとする者。
全編通して暗いだけのお話ではなく、思わず笑ってしまうようなひょうきんな部分や、涙ぐんでしまう部分、ほっと息を吐いてしまう部分など、色々な情景が、花田さんの声によって紡がれていくのには、流石! の一言です。
淡々とした中にもはっとさせられるような強い声、不気味な程の細々とした声、陽気な関西弁(笑)どれも堪能させて頂きました。
つらつらと感想とも言えない文章を打ち込んできましたが、最後に一言。
花田さんの良いお声を長時間聞けて至福でした、と。
また機会があれば参加させて頂きたいと思います。
急に寒さが戻ってまいりましたが、お風邪等召されぬようお体ご自愛ください。
色々な場面でのご活躍も、楽しみにさせて頂きます。
ちみ (水曜日, 02 12月 2015)
ビリケン夜話拝聴しました!
夢の中にいるようで、でもすごく濃い生々しい不思議なお話でした。
シリアスなお話の中にもくすっと笑ってしまう場面もあり、非常に面白かったです。普段は意識しない「人の縁」を思いました。
素敵な時間をありがとうございました。
受付の事務 (水曜日, 02 12月 2015 19:48)
今回もとても素晴らしい時間を体感させていただきました。
最初の夢のお話。
実話をもとにした語りは、毎回の楽しみです。
後半のお話もとても心打つ語りだったと思うのですが、
今回は、改めてビリケンカフェの心地よさを再認識しました。
花田さんの語りが進めば進むほど、
自分が今ここにいていないような・・・そんな感じにさせるのは、
花田さんの語りと、この場がすごく相性がいいからでは・・・と思います。
お酒を飲みながら、現実と語りの世界を行ったり来たりする。
このなんとも言えない感覚はとても心地よく、夢のような時間です。
次回の語りも楽しみにしています!
まい (木曜日, 03 12月 2015 04:01)
今回もまた不思議な世界へ連れて行ってもらいました!!
まず始まり方が、真っ暗闇の中開演し、電球がひとつ、またひとつと灯って行く演出は、物語の中に引きずり込まれていく気分でした!
前半の木を切り刻む、耳を切られる話は、特に、無音の夢の描写、映画の中で上がるピンク色の飛沫が印象が強く、なぜか妙にリアルに頭の中で再生され、いつか自分も夢で見そうで少し背筋がぞくぞくしました。
ダークなお話とはきいていましたが、ただのホラーなお話としてではなく、実際に起こったことだと思って聞いていると、一段と味わい深いお話でした。
後半のヨーソロは、前半のお話とはまた違い、とてもカラフルに頭の中で再生されました!
夏の青い空白い雲、海、駅の広告、電車、通過する時の風や飼育小屋の匂いなど、昔の記憶を引っ張ってきたようなどこか懐かしいような気持ちになりました。終わり方も、いじめを殴り合いで解決したり、奇跡がおこって劇的に終わるのではなく、これからもそれぞれの日常は続いて行くのだなという終わり方のように感じられてとても好みでした!(* >ω<)
今回も素敵な時間をありがとうございました!
次回の公演も楽しみにしてます!!(*´∪`)
たぶん最年少だった19の小娘。明日香です。 (木曜日, 03 12月 2015 20:45)
サロンの方に参加しました。
初めて参加し、本当に勝手がつかめず…。
花田さんの朗読に圧倒された直後、
話を振られた時はほんとうに緊張しました。
私自身、最初の『父方の祖母を見たことがありません』という一言を言ったところまでは覚えているのですが、そこから先は何を言ったか全く覚えていません。
それくらいに、緊張していました。
それでも、話をしきったあとにあんなに拙い構成なのに、拍手まで頂いて、嬉しかったです。最後に写真まで一緒に撮ってくださって、ありがとうございます。これは宝物です!!
また、次回の機会がありましたら、ぜひ予定を合わせて参加したいです。
今度は行けなかった夜話の方にも行けたらなと思っております。
三島由紀夫大会(と呼んでいいのでしょうか?)も楽しかったです。
あまり読まないジャンルですが、
機会を見つけて三島由紀夫の作品も、あのDVDも見たいと思います。
ほんとうに素敵な夜をありがとうございました。
代田 麻友 (木曜日, 03 12月 2015 21:49)
花田さん、『ビリケン夜話2015』公演、本当にお疲れさまでした!
仕事の多忙&風邪っぴきの体調不良でコメントが遅くなってしまい申し訳ございません;
今回はいろんな形で花田さんに協力することができて自分もいい経験になりましたし、とっても楽しかったです。
昨年、初めてのサロン・ド・ビリケンの後にお話した私の体験談が、時を経て、このような形で花田さんの声になって聴くことができたというのが未だに信じられません。
なんだか自分の身に起こった話なのに、違う誰かの話を聴いてるような気持ちになったのは花田さんの声と言葉の力でしょうか…。
2日目夜、3日目昼と参加させていただきましたが、最初は恥ずかしすぎて「墓の気を切り刻む話」の時の花田さんのお顔を見ることができなかったことをお許しください///
もう顔から火が出るかと思いました(笑)いや、出ていたかも…(笑)
印象的だったのはやはりハサミの音の朗読。
木を切りつつもハサミなのか切られた木なのかわかりませんが何かを語り伝えようとしているように感じました。
花田さんの心地よい声が自分のこと、祖母のことを話してくれて更にご自分なりの解釈をもって伝えてくださる…本当に不思議な空間でした。
帰宅して考えたのですが、祖母の木を切り刻む話は、ビリケンカフェまで繋がっていたのかもしれませんね!
ビリケンカフェが終着点なのかはわかりませんが。
これも何かの縁だと思いたいです。
そして、佐藤さんのお話。
花田さんのプロ魂を拝見できました(笑)
人の渦巻く感情をこれでもかってくらい声と動きで表現されてて、場面場面での温度が全く違うものに感じられました。
花田さんの「役作り」というのでしょうか…穏やかだったり激しかったり…花田さんがひとりの人物を花田さんなりに解釈してつくりあげているんだなと感じました。
「よーそろ」
あんな大阪弁ですいません;
でも、花田さんのムラさんの朗読の中に自惚れですが自分のしゃべり方を感じるところがあって、にやにやしてしまいました(すいません;)
大阪の豪快なおっちゃんの感じが出ていてすごく良かったと思います。
あと、照明の青!すごくきれいでした!とても印象的な青だったので今も良く覚えています。
そして、今回は2曲も花田さんの歌声を聞けてとても幸せでした!
次回も楽しみにしております!
そして、これからも花田さんのご活躍を応援&追いかけていきます。寒さも増してきましたので、どうぞ、お体ご自愛くださいませ。
あと、奥様の焼きそば美味しかったので次も注文したいです(笑)
新入りのもふもふビリケン (月曜日, 07 12月 2015 06:33)
ビリケン夜話2015とサロン・ド・ビリケン2015に参加しました
ジョキジョキと木を切る光景が浮かびどんどん引き込まれていきました
夢の話と分かっていてもどこか緊張しながら聞いていました
ムラさんの放浪日記は実際に存在するなら見てみたい気分になりました
ラストの歌ではビールと松崎しげるさんが頭の中に浮かんでしまい、しばらく頭の中から離れることができませんでした(笑)
ドキッとしたりほっとしたり、あっという間の時間でした
初めてサロン・ド・ビリケンにも参加しました
恥ずかしながら三島由紀夫さんは「作家さんで既に亡くなっている人」ぐらいしかイメージがなく若松監督については全く知りませんでした
今回、貴重な資料やお話を聞くことができとても濃い時間だったと思います
どちらも花田さんの素敵な声を堪能させていただき、とても楽しかったです
次回も楽しみにしてます
矢切の渡し (月曜日, 07 12月 2015 21:13)
遅くなりました。
サロンドビリケン 三島由紀夫について熱くあつーく語られた滝澤さん。単独で、お歴々とのからみも混ぜ(ぜひ花田様にも参入して頂き)やって頂きたかった。
サロンのお話とは次元が違う感が・
ビリケン夜話 宜候 ようそろ
了解したと言う事か、まっすぐに進めと言っているのか、
あるいは問題ないと言っているのか
現実はそれ程甘いものではないと
大人になってしまった人間は知っている
これからあの子にはどのような展開が待っているのか
それを聴くものに委ねて話は終わる
余韻のある語りで秀逸
墓の木を切り刻む話等、音の果たす効果絶大で、おどろおどろしい雰囲気が良く出ている。後は、色のイメージが広がってくる。海辺のピンク・墓場のモノトーン・深夜のコインロッカー 駅の待合室のボウとした灯りが見えるようだ。
墓の木の話から数々のエピソードが繋がっていくお手並みがお見事でした。
元受講生SS (火曜日, 15 12月 2015 12:33)
遅ればせながらビリケン夜話の公演お疲れ様でした。全公演が終わって少し落ち着いた時に連絡でもと思っていたら、そうこうしている内に随分時間が経ってしまい申し訳ありませんでした。
最近は朗読や音声ドラマなどはCDをレンタルや購入すれば聞ける時代ですが、今回の会場へ足を運び生で公演を聴くことの面白さを改めて体験出来たと感じました。音声だけでなく実際に語り手の花田さんが目の前で動き、照明のあんばいや、ホラー話でのロウソクの演出。物語により色を付けてくれるその要素は音声だけでは伝わらない良さだと僕は思っています。
また最初の怪談後にあった劇団養成時代の話を聞いて、以前花田さんが僕の講師を勤めていた頃に仰っていた「芸能を目指す者のほとんどは不幸になる」という言葉を思い出していました。当時と多少言い回しに違いがあるかも知れませんが、不幸になるというワードはかなり印象深かったことを覚えています。自分が今進んでいる道は果たしてどこに向かっているのか、このまま芸の道を夢見ることは自分にとっていい事なのか?この様なことを考えると、同時にあの時の言葉が脳裏をよぎります。
最後のよーそろでは話の中に「自分の世界がここまでと思うとるのは、本当は新しい世界のここからなんやで(若干言葉違ってると思います^^;)」というのが現状の活動に自問自答を繰り返してる自分にも問い掛けてきている様でした。
感想というには大分おぼつか無い文章になってしまいました。機会があれば文章ではなく、実際にお会いしてお話でも出来れば嬉しいです。次回の公演があればまたお声をお掛け下さい。
それでは最後に改めまして講演会お疲れ様でした。そして素敵な時間をありがとうございました。
元受講生、イニシャルSSより。
ろあ (水曜日, 30 12月 2015 12:16)
すごくよかったです。雰囲気といい内容といい、久しぶりに芝居がやりたくなりました。自分は友人に連れられていった形でしたが、拝見できてよかったです。深みと艶のあるお声でゆったりと語りかけられると、自然とすっと引き込まれるのです。不思議でした。とてもとても楽しかったです。開催して頂きありがとうございました。誘ってくれた友人にも礼をしました。